こちらのお写真のお品物は宮古上布の小紋の着物で、夏用の着物です。宮古上布は沖縄県宮古島で織られている麻織物で、汗をかいても肌に張り付かず、爽やかな着心地が温暖な沖縄ならではの着物です。宮古上布は上布の最高級品として「東の越後、西の宮古」と呼ばれています。
こちらのお写真の反物は国の重要無形文化財に指定されている長板本染の反物で、明治元年に創業し、粋という心とその時代の感覚を取り入れながら工夫を凝らしたオリジナル商品を展開している銀座伊勢由で扱われていた反物でした。
こちらのお写真のお品物は大島紬の反物です。大島紬といえば泥染めと言われるほど有名ですが、大島紬の泥染めは一反を染め上げるのに気の遠くなるような回数の染めの作業を繰り返して発色させます。今回はそんな貴重な泥染めの大島紬の反物の買取を行いました。
こちらのお写真のお品物は山形県米沢市にある筬園(おさえん)工房の筬園紅花紬です。筬園工房は紅泥染の製品化に成功し、オリジナルブランドとして独自のアイディアをいかし、200年以上続く米沢織の伝統を守りながら数々のオリジナルの作品を制作しています。
お写真のお品物は新田秀次の紅花染の反物です。新田秀次は米沢で袴を制作していましたが、この地に古くから伝わる紅花の染料に着目し、米沢の紅花染を生み出した人物です。今回の買取は仕立てるつもりで購入した反物の使い道がなくなったので処分したいというご依頼を受け、宅配買取させて頂きました。
今回は、人間国宝にも認定されている小宮康孝の江戸小紋のお買取を行いました。
お買取した小宮康孝の江戸小紋は、小紋好き憧れの万筋(まんすじ)という、非常に高度な型染めの技を要するお品です。
古物商 神奈川県公安委員会 第452570007513号