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清水幸太郎(1897~1988)

重要無形文化財「長板中形」の保持者です。
小学校卒業後、父・吉五郎について長板中形の型付けを修行しました。
伝統的な長板を利用した型付け、糊置きによる中形の型染技術を習得し父親の死去によって1936年に家業を継ぎます。
仕事は非常に洗練されており、業界からも高く評価され1955年に重要無形文化財「長板中形」の保持者に認定されました。
長板中形は型による本藍染で、「長板」というのは三間半(約630cm)の一枚板を使っていたことに由来しました。
染め方の工程に、板張りした生地に型紙をのせ型抜き部分に糊を付ける、型付けと呼ばれる作業があります。
型付けを行うと、糊を付けた部分は染料が染みないため、白く残って文様になります。端から生地全体に型付けしていきますが、長板中形ではこの型付けを両面に施します。片面だけに糊を付けて藍瓶(あいがめ)に浸すと、糊の付いていない面が藍一色になり、白があまり映えなくなってしまうからです。そのため生地の表裏の模様を合わせて両面に型付けを行います。寸分のずれもなく合わせるのは至難の業で、高い技術と経験が必要とされました。上手く表裏の柄を合わせると、藍色の中で白い模様だけがくっきりと浮かび上がり、藍と白の対比が魅力的な染物となります。

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