
今回は、京藝謹製の西陣織の六通の袋帯をお買取致しました。
西陣織の京藝は明治24年創業と老舗の織元です。京藝の帯といえば、フォーマルのお着物とコーディネートされる風格ある意匠が多く、今回買取の西陣織袋帯も、京藝の名作ベスト3に入るといわれる本金 吟繍織の豪華なお品です。
本金 吟繍織は、京藝が西陣織元として極めていた時代の鉄板製品で、買取の袋帯も、絢爛の仕上がりのお品です。
神々しい金彩をたっぷりと織り込んだ錦地に、唐草文の一つ宝相華文などの吉祥古典文様が艶やかに表現されたハイグレードな逸品です。幽玄な輝きと奥行きある意匠で、文様構成の緻密さも素晴らしい京藝の袋帯をお買取致しました。
買取査定では、西陣織工業組合証紙No.1893の入った金のメガネ証紙やその他、西陣織工業組合ラベルなども揃った未使用品で、外箱に汚れがみられましたが、高価買取対応致しました。
【着物買取いわの】では、年間多くの西陣織の帯などの買取を行っております。
西陣織は、1200年前の平安京誕生以来、宮廷織物師たちによって育まれてきた歴史ある京都西陣の織物です。
西陣織の帯などの買取査定では、お品物の意匠や原材料、技法、保存状態なども査定のポイントですが、西陣織工業組合が発行するメガネ型証紙の有無も買取評価の一つのチェックポイントです。
西陣織の帯には、生産者番号や帯地の種類を表示されたメガネ型証紙が必ず貼付されておりますので、この証紙があれば高価買取にも期待がもてます。
また、「伝産法」に基づく「伝統的工芸品」であることを示す「伝統マーク」の証紙がご一緒ですと、買取査定にプラスに働きます。こういった証紙類は、将来ご売却をお考えでしたら、捨てずに保管しておくことをお勧めします。
市場でも人気の高い西陣織の袋帯などのお品は、高価買取も期待できます。西陣織の買取なら、呉服の知識と買取経験豊富な専門のスタッフが常籍する【着物買取いわの】にお任せください。