
【着物買取いわの】では、反物の買取実績も豊富です。
今回【着物買取いわの】がお買取致しましたのは、名古屋帯の反物です。
買取りした反物は、黄色のメガネ型の証紙にみられるように、西陣織工業組合の機屋登録番号「55」の滋賀喜織物の手織りのお品です。
昭和11年創業の滋賀喜織物は、質の高い確かな手織の名古屋帯や袋帯をつくることで知られる名門の西陣の機屋です。
お買取した滋賀喜織物の名古屋帯の反物は、「君子の交わり」と題されたお品で、東洋画の画題である梅・竹・蘭 ・菊が格調高く表現されたお品です。 買取査定の際は、反物に、手織之証と滋賀喜織物の織人の名の入った証紙も付属しており、他の反物数点とまとめて、好評価にてお買取致しました。
今回お買取した名古屋帯は未仕立て品で、反物のようにまかれた状態のお品です。 名古屋帯はお仕立上がりの状態で、3m40㎝~3m60㎝で、一重太鼓、袋帯の場合は4m10㎝~4m30㎝で二重太鼓となっていますので、未仕立て品(反物)の段階から長さが違います。
名古屋帯は、セミフォーマルからカジュアルまで幅広いお着物に利用できる重宝な帯なので、名古屋帯用の未仕立て品(反物)をご購入されて、器用にご自身で仕立てられる方もいらっしゃるようで、市場でも需要があります。
【着物買取いわの】では、未仕立て品(反物)も含め、名古屋帯の買取を行っています。使わなくなった名古屋帯、譲る方のいない名古屋帯などございましたら、是非いわの美術にお買取りさせて下さい。一点でお買取がむずかしい場合は、まとめての評価にてお買取もしております。