
濱田庄司の帯留買取りました
和装の買取実績豊富ないわの美術では、益子焼を得意とする濱田庄司の帯留をお買取り致しました。
濱田庄司は、昭和に活躍した陶芸家で、息子である次男の濱田晋作や三男の濱田篤哉、濱田晋作の次男で孫の濱田友緒は陶芸家として活躍し、四男の濱田能生はガラス作家として活躍しました。
高校在学中は陶芸家として初の文化勲章を受章した板谷波山に陶芸の基礎を学び、卒業後は先輩の河井寛次郎と共に京都市立陶芸試験場で釉薬の研究を行い、自分たちの作品作りに生かしました。
また、イギリスの陶芸家であるバーナード・リーチとも交流を持ち、バーナード・リーチが帰国する際に同行して2人でイギリスに窯を作り、陶芸作品を製作した事から濱田庄司の陶芸家活動がスタートしました。
イギリスに渡った3年後に個展を開き成功を収めた濱田庄司は、翌年に帰国し沖縄の壷屋焼を学び、その後興味を抱いていた益子焼の製作を始め、61歳で人間国宝に認定されました。
帯留買取ります
今回お買取りした帯留は、丸い形に釉薬で段々になるよう模様を付けたデザインで、濱田庄司らしいシンプルかつ存在感を放つお品物となりました。
お伺いしたお宅は、空き家状態で何年も放置されていまして、ご家族の方が解体業者様に依頼されていたそうで、今回のご依頼はその解体業者様からでした。
解体するにあたり、家の中にある品物で売れる物があれば買取ってほしいという事でしたので、お伺いさせて頂きました。
今回お買取りした帯留は、お伺いしたお宅から出てきたお品物の中の1つで、陶器自体に傷などもなく、箱書きもあった事から高評価でのお買取りとなりました。
いわの美術では、帯留以外にも帯や着物などの和装や、茶道具、書道具、掛軸、仏像、中国物など様々なお品物をお買取りしております。
また、今回のように業者様からのご依頼も大歓迎ですので、処分を検討されているお品物などございましたら、お気軽にいわの美術までご相談ください。