【着物買取いわの】では、「十日町明石ちぢみ」の買取を行っています。
十日町明石ちぢみは、19世紀頃、京都の西陣の夏用の反物を見本として、もともとあった伝統的な麻織物の越後縮の技法を、十日町透綾という織物に応用してつくりだされた新潟県十日町市が発祥の絹織物です。
十日町明石ちぢみは、横糸に強撚を加え、湯もみをして独特の「しぼ」をつくり出しますが、清涼感あふれるシャリっとした薄地風が最大の特徴です。
強撚糸を使う絹織物の十日町明石ちぢみには、繭の最初や最後の方の糸は使わず、真ん中の、不純物の少ない最高級の糸のみを原料にして作られています。
最高級の糸に、高度な撚糸技術を加え、職人による糸染め・絣・巻き・織りなど繊細で緻密な工程を経て、うみだされる薄物の十日町明石ちぢみは、幻の「蝉の翅(はね)」と呼ばれ、えも言われぬ極上の清涼感あふれる着心地となっています。その着心地は、十日町小唄に「着たら放せぬ味の良さ」とも唄われ、夏の着尺地着として着物愛好家達を魅了しています。 【着物買取いわの】では、十日町明石ちぢみの買取を致しております。
使わずにしまったままになっている十日町明石ちぢみの反物などございましたら、是非【着物買取いわの】までご連絡ください。
十日町明石ちぢみは、戦争中の統制経済を経て、戦後には十日町でほとんど生産数がないという時期がありましたが、平成期に入り、十日町のきもの総合メーカー吉澤織物が限定復刻したことにより、再び平成の女性達に脚光を浴び、支持されるようになりました。
十日町明石ちぢみは、経済産業大臣の伝統的工芸品としての指定を受けてから30年以上が経っています。伝統的工芸品である十日町明石ちぢみの買取査定においては、「伝統証紙」という経済産業大臣の指定を受けた伝統的工芸品に貼られる証紙がご一緒ですと、高価買取にも期待がもてます。
高級夏着尺の十日町明石ちぢみは、現代の着物ファンの間でも評価・人気ともに高く、【着物買取いわの】でも買取を積極的に行っています。
【着物買取いわの】では、幅広い販売先のネットワークを持っており、着物の高価買取を実現しております。十日町明石ちぢみなど呉服の買取に関してご不明点やご質問などございましたら、お気軽にお問合せください。