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帯のうんちく集

2017.4.10

帯のうんちく集




帯には、フォーマルな袋帯のほか、洒落袋帯、京袋帯、カジュアルの代表である名古屋帯、半幅帯、兵児帯などさまざまな帯があります。帯の柄には、それぞれいわれや特別な由来があったりと、帯の背景を知ることで、帯を選ぶ楽しみも増えてきます。



帯の変遷


江戸時代は、着物の原型である小袖が主流で、帯はその小袖を安定させるための実用的な道具でしかありませんでした。当時の帯にはまったく装飾性はなく、紐状のもので、身頃が開かないように結んでいただけでした。

17世紀になると徐々に帯幅も広がり、帯も変化し始めます。 その先駆けとなったのが、江戸時代のファッションの担い手であった遊女の装いです。

そして、18世紀中頃には、帯を主役とした着こなしに変化していきます。帯は、実用具から、装飾具へと華麗な変化を遂げるのです。


それに伴って、帯の結び方も様々な工夫がなされ、結び方も30種類以上に及んだといいます。また複雑な帯結びを可能にするために、長さ4メートル近い帯も存在したといわれています。


お太鼓結びの由来


お太鼓結びの由来は、1817年(文化14年)、東京の亀戸天神の太鼓橋完成記念のお祭りでの出来事にあります。

深川の芸者が後ろのお太鼓部分を少し持ち上げて、それがずり落ちてこないように紐で留め、胸もとに小ぎれをあしらって、しゃなりしゃなりと太鼓橋を渡りました。これが太鼓結びの由来といわれています。

ほかには、太鼓橋の形になぞらえて帯枕を入れ、帯の形をふくらませたからという説もあります。


帯締め、帯揚げを得て、この結び方で、帯がはじめて体にフィットしたことや、緩みや形崩れが比較的しにくかったことなどの理由から、このお太鼓結びが現代まで続く結び方となったと考えられています。


名古屋帯の由来


名古屋帯の由来は主に2つ説があるとされています。まず、名古屋の呉服屋さんが考案したという説、そして、名古屋大学女学校(現在の名護屋女子大学)の創始者である越原春子氏が考案したという説です。


名古屋帯が一般に普及していったのは、昭和に入ってからです。それ以前の、大正時代の帯は礼装用の丸帯や、裏と表を違う布で仕立てた昼夜帯が主流でした。これらの帯は結ぶのに非常に手間と時間がかかっていたため、帯にはさみをいれて、短くし、早く結べるように簡単な帯が考案されたのです。これは、袋帯の二重太鼓を簡素化し、一重のお太鼓を結べるようにしたもので、この帯が名古屋帯の原型となり、その後、名古屋の呉服屋さんが、着目して商品化し、現代に至っています。


博多献上帯の柄の由来

 

カジュアル帯で定番人気なのが博多帯ですが、その博多帯の中で最も有名な柄といえば、献上柄ですね。献上柄の定義は、独鈷、華皿、親子縞、孝行縞の4つが配列されていることです。 独鈷はインド僧の仏具で、煩悩を破砕し、菩提心を表す象徴です。華皿は仏様を供養する花を入れる皿を指しています。 親子縞は外側に太い線、内側に細い線が2本の島で、太い線が両親、細い線が子を表しています。これは外側の太い線(両親)が、子の細い線を包み込んで守るという意味が込められています。 孝行縞では、子の細い線が太い線(親)を守っています。博多献上帯の献上柄には、末永く親子の情愛が続きますようにという家内繁盛の願いと厄除けの意味が込められているのです。


ミンサー織の由来


ミンサー織は、沖縄の伝統的な織物の一つで、素材は木綿、厚みがあり、素朴な風合いが特徴です。古来、沖縄の八重山地方では、男性に求婚された女性がその返事の代わりに幅の狭い織物を織り、男性に贈っていました。 その綿でできた幅の狭い織物を「綿狭(みんさ)」と呼び、それが次第にミンサーとなっていったといわれています。


ミンサー織の最大の特徴は、5つと4つの独特の絣の柄にあります。5つの四角が「いつの」、4つの四角が「世」を意味します。また、短い横縞を連続させるヤシラミ(ムカデの足)柄は「足繁く」という意味があります。つまり、ミンサー織には、「いつの世までも末永く、足繁く私のものに通ってください」という意味が込められているのです。また、色も藍色が用いられることが多いですが、この藍色にも、藍(あい)を何度も重ねて染める...すなわち「愛を重ねて」という意味合いが含まれています。




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