鎌倉芳太郎(1898~1983)

重要無形文化財「型絵染」の保持者です。
香川県木田郡三木町に生まれ、1918年香川県師範学校を卒業しました。
在学中から竹内栖鳳門下の穴吹香村に師事し、日本画を学んでいます。
1921年に東京美術学校を卒業し、その後教諭として沖縄県立女子師範学校の教職に就きながら、沖縄の美術工芸を研究しました。
特に琉球王家伝統の染色技法であった紅型(びんがた)の資料収集や再現に力を入れ、赴任期間が終わって東京に戻ったあとも研究を続けます。
1945年頃より本格的な研究をはじめ、紅型三宗家と呼ばれた沢岻家の型置き、色挿し等による紅型技法を学び、1958年の工芸展に「琉球紅型中山風景文長着」を初出品しました。
その後も紅型の調査研究成果に独自の色彩を添えた型絵染作品を発表し、精力的な作家活動を行い、数々の賞を受賞し、1973年には重要無形文化財「型絵染」の保持者に認定されました。

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