木村雨山(1891~1977)

重要無形文化財「友禅」の保持者です。
小学校卒業後、加賀染の名工上村松太郎のもとでおよそ20年の歳月をかけ、加賀友禅の技法を習得しました。
またこの期間に南画家大西金陽から日本画の技法を学んでいます。
1924年に友禅職人として独立し、雅号を「雨山」としました。
木村雨山は「職人といえども、自分の作ったものがどの程度であるか世に問うべき」
という前向きな考えを持っていました。そのため当時の帝国美術院展覧会や、文部省美術展覧会などの展覧会に積極的に出品し高い評価を集めます。
これによって染色作家として不動の地位を確立し、1955年に重要無形文化財「友禅」の保持者に認定されました。
加賀友禅はぼかしを採り入れた絵画的な作風を特色にしていますが、木村雨山は写生による図案を基本に制作を行い、日本画の技法を駆使して、濃淡の色調を巧みに表現しました。
木村雨山をはじめ、有名作家の着物の買取りを行っています。
着る機会のなくなった着物はありませんか?シミや汚れがあってもお買取り出来るお品物はたくさんあります。是非一度ご相談下さい。

買取の流れはこちら

お問い合わせ・無料査定はこちら

無料査定のお申込みはこちら