上野為二(1901~1960)

重要無形文化財「友禅」の保持者です。
父親は京友禅の名工であった上野清江で、父親の指導のもと友禅染を学び、1925年から本格的な修行を始め、京加賀と呼ばれる作風を研究します。
西村五雲に日本画を、関西美術院で洋画を学び、精緻な友禅作品で一世を風靡しました。
上野為二は古典作品の研究に没頭し、新しい芸術の脈動を内に秘めつつも、徹底して伝統を極めていきます。
大胆な構図と精密な友禅による作品は非常に完成度が高く、題材の真の姿を深く追求するという、創作への強いこだわりが感じられます。
1955年には重要無形文化財「友禅」の保持者に認定されました。
また激しい生き様はラジオドラマとしても放映され、作品への厳しい態度とともに雷嫌いというエピソードも添えられていました。
友禅は金沢、京都で加賀友禅、京友禅と称されていました。
両者の相違点は意匠や色彩の趣味の違いといわれており、父清江の確立した京加賀は加賀友禅の繊細な趣を取り込み、京友禅に新風を吹き込みました。
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