ニ塚長生(1946~)

重要無形文化財「友禅」の保持者です。
加賀友禅の工房で学び、1974年友禅作家として独立しました。
以来、技の練磨に努めて伝統的な友禅技法を高度に体得するとともに、技法や表現上の研究を重ねて芸術性の高い独自の作風を確立しました。
伝統的な技法を踏まえつつ、自然を対象とした斬新で大胆な構図が高い評価を得ています。
作品では糸目糊置によって模様を白く表す、白上げと呼ばれる技法により、水や風の動きを抽象的に表現します。
白上げの技法自体は既に江戸時代で確立していましたが、華やかな絵付のための下仕事として扱われていた糊置きを図案の主役にしたことで注目されました。
2010年には重要無形文化財「友禅」の保持者に認定されています。

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