小川規三郎(1936~)

重要無形文化財「献上博多織」の保持者です。
父親の小川善三郎に師事し、15歳の頃から伝統的な献上博多織の制作技法を学びました。
独鈷と華皿の連続模様に縞柄を組み合わせた献上柄を駆使し、日本伝統工芸染織展等に作品を発表しています。
1983年に父親が逝去したことに伴い、家業を継ぎました。
その後1995年から始めた紫、赤、黄、紺、青の五種類の色糸で織り上げる「五色献上」の復元事業に参加し、新しい帯作りに着手しました。
福岡県指定無形文化財「博多織」の保持団体に認定された「博多織技術保持者会」の会員でもあり、2003年には重要無形文化財「献上博多織」の保持者に認定されました。
博多織は生地に厚みや張りがあるため帯地に適しています。博多帯は締める際に絹鳴りがし、その締め心地には定評があります。
博多織は帯や和装だけでなく、洋服やバッグ、財布などにも用いられています。

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