宗廣力三(1914~1989)

重要無形文化財「紬縞織・絣織」の保持者です。
岐阜県郡上郡八幡に生まれ、開拓農民の育成に従事し、1943年頃羊を飼育してホームスパンの試作をしました。
岐阜県郡上八幡の農家では地織りという、くず繭をためてつむいで手機でつくった自家用紬が盛んに織られていましたが、明治以降衰退してしまいます。
戦後、宗廣力三はこの郡上紬を研究し、新たな技法を生み出し、現在の郡上紬を作りました。
紬の質の改良のため、エリ蚕と羊を飼育し自ら糸をとり、織りや染めを試みた結果、どぼんこ染や初音絣などの独自の手法による紬が生み出されました。
どぼんこ染は染料液に糸を垂直に入れ、糸の繊維が染料を自然に吸い上げる力を利用した染め方で、柔らかな暈しの濃淡を表現することが出来ます。
その後1965年に第12回日本伝統工芸展に初出品し、第17回日本伝統工芸展では日本工芸会会長賞を受賞します。
1977年に岐阜県指定無形文化財「郡上紬」の保持者に認定され、1982年には重要無形文化財「紬縞織・絣織」の保持者に認定されました。
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