宮平初子(1922~)

重要無形文化財「首里の織物」の保持者です。
沖縄県に生まれ、幼い頃から首里の織物の話を聞いて育ちます。
沖縄県立女子工芸学校で工芸や染織を学び、卒業後上京し柳宗悦の指導を受け、地機織や植物染料による染織技法を習得しました。
河井寛次郎や浜田庄司、柳悦孝や芹沢銈介等の指導を受けましたが、1941年沖縄に戻り、戦前の貴重な首里の織物の織物技法を幅広く体得しました。
1963年より植物染料等の研究に従事し、太平洋戦争で失われた首里の織物の復興に携わります。
研究を重ねた結果、花倉織(はなくらうい)を始め、諸取切(むるどつちり)や手縞(ていじま)等の技法を体得し、伝統技法に精通する首里の織物の第一人者となりました。
また伝統技法を基盤に現代感覚に沿った格調高い織物作品を発表し、1998年に重要無形文化財「首里の織物」の保持者に認定されました。
首里の織物は王家や上流階級など身分の高い人々の衣裳として作られてきました。
かつては中国や東南アジア諸国の染織文化から影響を受け、琉球王国時代の首都であった首里で独自の発展を遂げた衣服でした。
染織技法は上流階級の婦女子によって伝承され、その多様さや洗練度に首里の織物の特色がよく表れています。
首里花織や手縞など首里織物の反物や着物の買取りを行っています。
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