帯留は女性の装身具の一種で、帯止という漢字を使う場合もあります。
当初は現在のように紐を通す形ではなく、パチン留めと呼ばれる留め金具式のものでした。これは装飾性もありますが、実用性が高く、帯がほどけないようにするための帯の固定金具でした。
明治に入り廃刀令が出されると、刀を作っていた職人たちは職を失い、その技術を帯留めやかんざし作りに生かしたと言われています。
その後明治25年頃に現在のような紐に通す形式の帯留が流行し、パチン留めは廃れていきました。現在主流になっている、紐に通す形式の帯留めは帯の固定金具としての使い方ができないため、飾りや装身具の扱いになっています。古い帯留や着物はありませんか?
『着物買取いわの』では古く、キズの付いてしまった帯留や、汚れのある着物でも買取させて頂きます。
また茶道具や美術品、宝飾類など幅広く取り扱いを行っていますので、宝石類が使用されている帯留でも高価買取が行えます。