徳島県で作られている先染めの綿織物で、阿波縮、綿しじらとも呼ばれます。 阿波特産の藍で染めた糸を用いた縞のしじら織のことを阿波しじらと言い、細かいシボがさらっとした肌触りを感じさせる夏用の着尺地です。 18世紀末に阿波で盛んに織られていた、たたえ織という木綿縞に、明治初め改良が加えられ織られるようになりました。