福岡県久留米市周辺で作られている木綿織物で、伊予絣や備後絣と並んで日本三大絣に数えられています。 久留米絣は木綿の藍染めを基本とする織物で、括りや染め、織りなど30以上の工程を経て作られ、重要無形文化財の指定を受けました。 はじまりは井上伝という少女が色あせた古着に興味を持ち、それをヒントに考案したものだと言われています。 戦後の洋装化により需要が減り、現在の生産量は少なくなっています。