訪問着 花短冊紋様 共八掛

訪問着買取りました


今回いわの美術が買い取りさせていただいたのは花短冊紋様の共八掛の訪問着です。

こちらは着物や帯などとまとめてお買取り致しました。
訪問着とは未婚や既婚などに関わらず着られ、振袖や留袖の次に準礼装に当たるそうで明治時代にヴィジティングドレスにあたるものが訪問着とされ、階級の高い女性の外出着として広まったと言われています。
訪問着は正装の1つでもあり、最初は背中と両袖の3ヶ所に家紋を入れていたのですが、次第にその伝統も薄れ今では紋を入れない訪問着も多く見られます。
訪問着の特徴としては「絵羽紋様」が多く使われていて、絵羽紋様とは格の高い着物につける模様だそうです。
主に留袖、振袖、色留袖、訪問着に多く使われていて、通常の着物の模様付けとは違い、模様が縫い目で切れないように白生地を着物の形に仮仕立てをします。
下絵を書いた後に仮仕立てを解いて反物の状態にした後、下絵にそって染められ着物の状態にして販売します。

今回お買取りさせて頂いた訪問着は共八掛のお品物でした。八掛とは主に4つの種類があって無地八掛、ぼかし八掛、共八掛、柄八掛があります。一番オーソドックスなのが無地八掛で、全ての着物に使用出来ます。
ぼかし八掛とは着物の地色が白や薄い生地の場合裏の色が写ってしまう事などがありますのでその場合ぼかし八掛を使います。共八掛は訪問着、留袖、色留の場合に使われ、表地と同じ生地で表と同じように染められ柄がつき、柄の法則などが決まっています。
柄八掛は主に付下げ、色無地、小紋、袖、などに使われワンポイントで柄をつけるときに使います。

八掛のみでの買取は難しいですが、写真のような訪問着に合わせて使用されていた八掛などはお買取可能な場合がございます。

 

着物買取ります

 いわの美術では着物の買取りを行なっております。

大島紬や作家物ですとお品物の状態にもよりますが1点でのお買取りも行なっておりますが、


1点では難しいお品物でもまとめてのお買取りも行なっております。メールでの簡易査定や出張買取りも行なっておりますのでお手元に着物などございましたら是非一度いわの美術へお問い合わせください。


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