由水十久 袋帯


由水十久の袋帯買取りました。

今回いわの美術がお買取りさせて頂いたお品物は、加賀友禅の有名な作家、由水十久の袋帯です。
由水十久は、石川県の金沢市出身で、幼い頃から絵を描く事が好きだったので勉強の為京都に上京し、紺谷静蕉の元で友禅の修業を始めました。

その後、11年間の修行を終え京都で独立し、そこで学んだ技術を故郷の金沢に持ち帰ります。
故郷の金沢に戻ってからは、ひたすらに作品製作に没頭し、日本各地で個展を開催しました。
また、加賀染振興協会の理事にも選ばれるなど、加賀友禅の世界に大きく貢献を果たしました。
加賀友禅の世界に大いに貢献した由水十久は、童子紋様を描いた着物を作る事でも有名です。
童子のお顔や髪の毛がとても繊細に描かれていて、どの作品の童子も優しい顔つきをしています。
いわの美術では、加賀友禅で素晴らしい技術を持ち、伝統工芸士にも選ばれた由水十久の作品をお買取り致します。





由水十久の作品買取りについて

今回お買取りした由水十久の作品は、瀞銀錦で織られた銀の背景に童子紋様が描かれた袋帯です。
瀞銀錦とは、漆芸を代表とする蒔絵の技法を織物に再現した引箔で、帯地に微細な銀の粉を隙間なく敷き詰めてその上から漆を塗り込み、その後漆を研ぎだして製作されます。
この瀞銀錦により、とても美しい銀色が光り輝いているお品物が出来上がりました。
今回お買取りしたお品物は、瀞銀錦で織られた帯に童子の紋様が繊細に描かれている由水十久の作品です。
童子が楽しそうに遊んでいる様子が帯に描かれています。
帯にシミや虫喰跡もなく、木箱もとてもキレイな状態でお譲り頂いたため、大変高評価にてお買取りさせて頂きました。
いわの美術では、童子模様が特徴的になっている由水十久の作品をお買取り致します。
また、同じく加賀友禅で有名な百貫華峰の作品などもお買取り致します。
箪笥にしまったままで、着る機会のない着物などございましたら、是非一度いわの美術までお問い合わせ下さい。

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