袋帯 じゅらく 帝王紫

帝王紫の袋帯買取りました

こちらは先日大量の着物とともにお買取りさせて頂きましたじゅらく帝王紫の袋帯です。
じゅらくと言えば帝王紫ですね。御所車にのせられた花などきれいな紫色の部分に帝王紫が使用されています。
着物買取いわのでは帝王紫の買取も行っております。じゅらく帝王紫の品は帯、長着ともにお買取りが可能です。
じゅらくは御所人形を商いとしていた伊豆蔵屋を祖とした伊豆蔵福治郎が始めた織物業で、その当時は伊豆蔵福機業店という名でした。1964年にじゅらくと名を変え、現在は川島織物セルコンの子会社となっています。



帝王紫買取ります


帝王紫というのは貝紫のことで、昔貝紫で染められた物には力が宿ると信じられており、多くの権力者によって禁色とされてきました。


帝王紫はアクキ貝のパープル腺から採れる分泌液を原料としており、僅か1g程の染料を採るために2000個もの貝を必要とする、希少価値の高い天然染料です。
パープル腺の採れる貝にはイボニシやヒメサラレイシなどがあります。


その昔クレオパトラはヒメサラレイシ貝の分泌液で染めた深い紫色のシルクをこよなく愛し、ヒメサラレイシ貝を求めて地中海を転々としたという話もあります。ただ乱用のために現在はメキシコでしかとれないそうです。
帝王紫にまつわる話はクレオパトラの他、アレキサンダー大王やシーザーにもあり、高貴な色として讃えられてきました。
着物買取いわのではじゅらくの帝王紫を用いた作品買取も行っております。


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