反物宮古上布

宮古上布お買取りいたしました

こちらは東京都練馬区でお買取りさせて頂きました、宮古上布の反物です。

宮古上布はしっとりとした滑らかさと上品で繊細な柄から夏の着尺地として人気の高い織物です。

沖縄県宮古島で織られている麻織物で、国の重要無形文化財に指定されています。

状態の良い上布ですと高価買取りも可能です。

ご処分、ご売却をお考えの際は是非『着物買取いわの』へご相談下さい。

宮古島はかつて薩摩藩に属していました。

薩摩藩は住民にかけた人頭税を払う手段として宮古島で織られる宮古上布を貢納布に指定し、徴収された宮古上布は「薩摩上布」として江戸などに送られ、全国に知られるようになります。

また人頭税の開始により精緻な織物が織られることになりましたが、村役人の監視のもとで織物生産を強要された住民の生活は悲惨なものでした。病人や体的障害を持つものでも例外なく人頭税がかけられたため、そういった家人を抱える家では特に納税に苦しみました。

宮古上布は麻織物ですが極細糸で織られているため、織り上げられた布は滑らかで、緻密な絣模様が特徴的です。

上布の最高級品で「東の越後、西の宮古」と呼ばれ、日本を代表する織物としても知られています。風通しが良く、まとわりつかない着心地の良さで高い人気を誇ります。

一反を仕上げるのには相当な時間を有しますが、丈夫で光沢があり、親子三代物と言われるほど長持ちする品物です。

全国の伝統織染品や、状態の良い上布のお品物ですと高価買取出来る可能性がございます。

御実家の片付けや箪笥の整理で、着物や反物の処分をお考えの際は是非一度ご相談下さい。