結城紬　反物

結城紬の反物の買取を行いました

結城紬とは茨城県・栃木県を主な生産の場とする絹織物の事で、昔は養蚕業で出される屑繭（蛾の出殻や汚れなどにより売り物にならない繭）を使って作られていました。
また、農閑期に副業として紬が作られたのが始まりと言われており、養蚕が盛んであった地域で作られていました。
本場結城紬は条件を満たしたもののみ重要無形文化財として認定されますが、お買取りした結城紬の反物は、真綿からつむぐ糸を使用する「石下紬」や「いしげ結城紬」と呼ばれているもので、本場結城紬に近い風合いを味わう事ができる織物です。

こちらは本場結城紬に比べると買取額は低いですが、シミや汚れのない良い状態でのお買取りとなりました。

結城紬の反物、お買取り致します

結城紬と一言で言ってもたくさんの種類があります。

高価買取となるのは本場結城紬の重要無形文化財の指定を受けたもので、これを判断するには証紙を見れば判別する事ができます。
証紙はその反物の真贋を保障する大切なもので、産地や製造元などの情報を読み解く事ができます。
本場結城紬の場合は「本場結城紬検査共同組合印」という割印が押されており、高価買取となっております。