着物 江戸小紋
江戸小紋の着物買取ました
お写真のお品物は以前、【着物買取いわの】がお買取りした江戸小紋の着物です。
作者は江戸小紋一筋に百年を超える老舗・松綱の小紋師・藤崎邦夫によって染められたものでした。
江戸小紋は、江戸時代の諸大名が着用した裃の模様付けが発祥とされており、大名家間で模様付けの豪華さを張り合うようになり、江戸幕府から規制をかけられてしまいました。
そのため、遠くから見た場合は無地に見えるように模様を細かくするようになり、高度な染色技術を必要とする染物として現代でも小宮康助が重要無形文化財保持者の認定を受けました。
お買取りした江戸小紋は「鮫文」「寄せ小紋」など色々な江戸小紋を代表する文様があるお品物でした。
江戸小紋のお買取りについて
江戸小紋は細かい柄ほど格が高くなる染物で、着物に仕立てた際、無紋でも礼装として着られる文様もございます。
そのため、江戸小紋は文様によって買取額が変わってきます。
高価買取の江戸小紋とは「鮫」「通し」「行儀」の文様で、「小紋三役」と呼ばれており、その中でも「極」がつくと鮫文は光沢を持つようになり、行儀は3㎝四方に900余りの点で埋め尽くされ、遠目には無地と見間違うほど微細になります。
お問合せの際は、どういった文様で染められているのか、分かる範囲で構いませんのでお知らせ下さい。
もちろん、着物の知識が無い方からのご相談も丁寧に分かりやすく説明しながらお話しさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
【着物買取いわの】では、江戸小紋のメールでのお写真による簡易査定も行っております。