叺と煙管入れ
煙管入れ買取ました
お写真のお品物は煙管入れで、煙管や刻みたばこを入れて携帯するための道具です。
煙管やたばこを持ち運ぶ道具は大きく分けると「提げ物」と「腰差し」の2種類に分ける事ができます。
提げ物には必ず根付がついており、帯の下に煙管入れやかますがくるようになっています。
腰差しは煙管入れを直接帯に挟み込んで使います。
お買取りした煙管入れは鹿の角でできた根付がついていましたので、提げ物の煙管入れでした。
また、袋状にできた刻みたばこ入れの事を叺(かます)といい、お買取りした煙管入れの叺は革製で、留め具には大黒天の飾りがついていました。
中を開けてみると使い込まれていたようで、時代を感じるお品物でした。
叺(かます)には堅い素材で作られたものを「とんこつ」といい主に木製でできている叺の事をいいます。
根付の買取も行っております
煙管入れは筒差し、叺(かます)、トンコツ、緒締め、根付など、各パーツや使う紐によって表情がガラリと変わるため、各パーツのコレクターも多く、特に人気なのが根付です。
【着物買取いわの】でも根付の買取のご相談をお受けする事も多く、中にはコレクションすべてのご売却で一度に100個以上の様々な根付のお買取りを行った事もございます。
根付には木、サンゴ、金属、象牙や動物の骨を使ったものなどがあります。
その中でも根付に一番多く使用される象牙は、適度な硬さが緻密な彫刻をするのに適した素材で、象牙の根付は素晴らしい彫刻作品が多く、買取額が高くなるのと古い時代の根付には高価買取が期待できる物もございます。
根付は手のひらに収まるほどの大きさで紐を通す穴があるのが特徴で、動物や七福神を模ったものが多く作られております。
根付のご処分をお考えでしたら、【着物買取いわの】までお気軽にご相談下さい。