名古屋帯 絽塩瀬

名古屋帯　絽塩瀬

お写真のお品物は絽塩瀬の名古屋帯です。
名古屋帯とはお太鼓の部分のみを8寸2分幅で、前帯(体に巻きつける部分)は半幅に折り畳んで縫いつけて仕立てられる帯のことで、帯の長さは一重太鼓を結ぶことのできる長さしかありません。
そのため正装用や式典など正装として着用する事ができず、普段着やお出かけ着の時に締める事が多い帯です。
今回、お買取りした名古屋帯は絽塩瀬の帯で、塩瀬は染付の帯によく使われる生地で夏の季節を除く全ての季節で締める事が出来る万能な帯です。
その反面絽塩瀬は同じ塩瀬という名前ですが、夏の素材である絽を使ったものですので6月下旬～9月上旬に締める帯です。
夏の帯ですから初夏の頃に咲く藤が描かれており、淡い藤色が爽やかさを感じる事のできる素敵な帯でした。

名古屋帯買取ます

今回お買取りした名古屋帯は夏用の染付の名古屋帯でしたが、名古屋帯には西陣織などの織物の帯もございます。
紬や小紋に締めて街着の着物に使う事が多い名古屋帯は中古品としても需要がございます。
名古屋帯のご売却をお考えでしたら、どういった名古屋帯なのかしっかりとお伝え下さい。
もし、口頭での説明が難しい場合はお写真をメールに添付して頂き、【着物買取いわの】までお送り下さい。
また、有名作家や有名織元で制作された名古屋帯には美術的価値などの付加価値が付きますので、1点からでもお買取りする事が可能です。
【着物買取いわの】では、もともと着物を扱っている仕事をしていた人間が鑑定を行っております。
他店でお値段が付かなかった名古屋帯やご売却をお考えの名古屋帯がございましたら、【着物買取いわの】までお気軽にお問合せ下さい。