結城紬 反物


結城紬の反物買取りました


お写真のお品物は結城紬の反物で、埼玉県にお住まいの方からお譲り頂きました。
結城紬は茨城県、栃木県を主な産地とした高級絹織物として有名です。
茨城県結城市周辺は、養蚕業が盛んに行われた地域で、もともとは農民の閑散期の副業として始められたもので、伊奈備前忠次が京都信州地方における織物技術を取り入れた事によって最上級の紬へと変化を遂げていきました。


現在では国の重要無形文化財の指定を受け、技術保持者の認定を受けた者もいる結城紬は、簡単な柄でも3~4ヶ月、複雑な柄になると最低2年以上はかかるといわれています。
そのため、中古品の結城紬は高価買取が期待できます。
お買取りした結城紬は、本場結城紬の証紙とは違う証紙が貼られており、本場結城紬卸商協同組合に所属している機屋の合格した反物だけが本場結城紬の証紙を貼る事が許されているため、お買取りした結城紬は、生産地は結城地方で間違いないが、重要無形文化財の指定を受ける条件に合っていなかった為、他の組合の証紙が貼られ売られたものでした。



結城紬について


結城紬は重要無形文化財の指定を受けるには「糸つむぎ」「絣くくり」「機織り」の条件を満たしている事が条件となっております。
また、種類は平織り、縮織りの2種類の織り方と、柄も無地から縞、絣、亀甲など様々な種類がございます。
昔は結城紬といえば縮織りの事をいいましたが、平織が重要無形文化財の指定を受けた事で平織の生産量が増え、縮の結城紬は大変稀少なものとなっており、高価買取が期待できます。
結城紬のご売却をお考えでしたら、織り方、模様、反物なのか着物などに仕立てたものなのかしっかりとお伝え頂くと査定がスムーズに行えます。
また、口頭で説明するのが難しい方は、メールにお写真を添付して頂くと、画像を見て【着物買取いわの】がお調べ致しますので、お気軽にお問合せ下さい。

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