結城紬の角帯


結城紬の角帯買取ました


今回、【着物買取いわの】がお買取りしたお品物は結城紬の角帯です。
角帯は男性用の帯として、最も用いられる帯で、男性用の帯は角帯の他にも兵児帯がございますが、角帯の方が格が上となっております。
女性用の帯と比べると幅が細いのが特徴で、今回お買取りした結城紬以外にも博多織、紬、絽、緞子、そして夏用の麻の帯がございます。
結城紬の生産地は茨城県と栃木県となっており、本場結城紬は国の重要無形文化財に指定されています。
本場結城紬は5つの組合によって検査共同組合が運営されており、証紙に「結」マークがございます。
今回、お買取りした結城紬の角帯は、証紙のマークが「紬」となっており、こちらはメーカーが独自に付けるマークとなっております。
結城紬という事には変わりがないのですが、本場結城紬ではないため、有名な結城紬ですが評価はそれほど高くありません。
お買取りした角帯は、明治40年創業の奥順株式会社の結城紬でした。



結城紬買取ます


結城紬には帯以外にも着物に仕立てた物もございます。
先ほども少し述べましたが、結城紬は茨城県と栃木県で生産されている紬織物ですので、ここで織られた紬はすべて「結城紬」となります。
しかし、国の重要無形文化財に指定されている本場結城紬は、「使用する糸はすべて真綿より手つむぎしたもののみとし、撚糸を使用しないこと」「模様を付ける場合には手括りによること」「いざり機で織ること」と決められており、本場結城紬検査協同組合の合格証と「地織」と書かれた証紙が貼られる事で本場結城紬と名乗る事が許されます。
お電話で「結城紬はいくらになりますか?」と聞かれましても証紙がお手元にあればそこに書かれている情報を教えていただければ大体の買取額をお伝えする事ができますが、実際にお品物を見ない事にはハッキリとした買取額をお伝えする事ができません。
買取額だけ先に知りたいという方は、メールにお写真を添付して頂けますと、画像を見ての簡易査定を行う事ができます。
お写真を添付する際は、「結城紬の全体写真」「生地のアップの写真」は必ず送って頂きたいのと、証紙があれば「証紙の写真」を送って下さい。
また、「何の織物か分からないけれど売却したい」という事であれば、どれくらいの枚数をお持ちなのかお伝えいただけますと、条件によっては出張買取でお伺いさせて頂きます。
結城紬を含む、着物や帯、反物のご売却をお考えでしたら、【着物買取いわの】にお任せ下さい。

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