鹿島錦袋帯 永野和年


鹿島錦の袋帯買取ました


今回、【着物買取いわの】がお買取したお品物は、鹿島錦の袋帯です。
袋帯は正装用の帯とした使われる帯で、今回は全通柄という全てに柄が入っている帯でした。
東京ますいわ屋で販売されたもので、東京ますいわ屋の畳紙に仕舞われている袋帯でした。
長年仕舞ってあったため、シワにはなっていましたが、目立った汚れやシミ、ほつれもなく、熟練した職人の腕でも職人でも横幅28cmのものだと1日がかりで1センチ程度しか織れないという大変手間のかかる貴重な鹿島錦という事でしたので、良い評価での買取を行いました。
また、鹿島錦は佐賀県で生産されている織物で、別名・佐賀錦と呼ばれるのが一般的です。



鹿島錦買取ます


縦糸は金、銀箔を施した和紙を細く裁断したものを使い、緯糸には絹を使った和紙と絹の組み合わせから生み出される織物です。
鹿島錦のはじまりは鹿島鍋島家第9代藩主が統治していた頃に遡ります。
当時、病に伏せていた鹿島鍋島家第9代藩主夫人・柏岡の方の考案により、天井の網代模様お面白さをいかした何かが作れないかと家臣に相談し、その家臣が観世縒を組んで網代文様を織り出し、これで印籠を作り差し出したという話が残されています。
偶然の思いつきによって生まれた鹿島錦は現在、佐賀県伝統的地場産品としての指定を受け、現在では後進の育成にも力を入れております。
鹿島錦のご売却をお考えでしたら、まずは【着物買取いわの】までお気軽にご相談下さい。

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