小千谷紬


小千谷紬の買取を行いました


今回、【着物買取いわの】がお買取したお品物は、小千谷紬の着物で単衣に仕立てられている絣柄の着物です。
単衣の着物は透けない反物を使って仕立てるので裏地が付いておらず、6月、9月に着用する事がマナーとされており、こちらの着物は今年の夏前に衣替えを行った方から、着用する予定のない着物を買取って欲しいという依頼を受け、出張買取でお伺いして買取を行いました。
全体的に綺麗な印象を受ける小千谷紬の着物でしたが、長期間畳んだままでしたので、折りシワなどがついており、シミも見られたため、残念ながらマイナス評価での買取となってしまいました。
着物は着用予定がなくても風通しを行わないとシミや汚れ、カビの原因となりますので、今は売却する予定がなくても、仕舞ったままにせず、風通しを行って下さい。




小千谷紬買取ます


小千谷紬は越後上布の技術を絹織物に応用して織られる織物で、真綿の手紡ぎ糸を使用するため、しなやかな光沢と手触りを持つ絹織物です。
摺込み、捺染により絣をつくり、経糸に絣づけした緯糸を一本一本柄合わせしながら丹念に織り上げられていくため、高度な技術を必要としています。
昭和25年に小千谷織物協同組合ができ、人気が高まり商品化が進められ、生産量も増え、伝統的工芸品の指定を受けましたが、現在は着物を着用する人が少なくなり、生産量が減っている事、中国などから安価な輸入品の波に押されている事、若い人材が育たない事が小千谷紬の課題とされています。
中古市場でも多くの小千谷紬が取引されていますが、手の込んだ絵絣の小千谷紬は高価買取が期待できるものもございます。
専門の買取知識を必要とする小千谷紬のご売却なら、【着物買取いわの】にお任せ下さい。

お問い合わせ・無料査定はこちら

無料査定のお申込みはこちら