帛紗 土田友湖

土田友湖作の帛紗買取りました


こちらは以前お買取させていただきました土田友湖作の帛紗です。今回買取の帛紗は、裏千家の十五代家元鵬雲斎の古稀を迎えられた記念に製作されたもので、織物界のハイブランド龍村美術織物のお品物です。


買取させていただました帛紗は、情緒あるおめでたい名物裂のお品物です。

名物裂とは、鎌倉時代~江戸時代初期にかけて、主に中国から渡来した高級絹織物の総称で、金襴、緞子、錦などの織物で、茶道の発達に伴い、茶器を入れる袋や、茶席の掛物の表装として用いられてきました。名物裂の文様は植物文様、動物文様、人物文様等バラエティに富んでいます。

今回買取の名物裂の帛紗の文様は、鳳凰文を主体としたお品物です。鳳凰文は、天下泰平や聖徳の天子の兆しとして現れるとされる鳳凰を図案化したもので、古来より使われており、長寿を表す網目文との組み合わせの吉祥文様の施されたお品物です。桐箱とあわせて、使用感の少ない綺麗な状態でお譲りいただきました。



土田友湖の帛紗・帯買取ます!


土田友湖は、千家十職の一つ、袋師です。当主の通称は半四郎で、隠居して剃髪すると友湖を名乗るのだそうです。

土田家の祖先は井伊直政に仕官、鉄砲組頭を代々務めた家柄と伝えられており、五代までは仕服を生業としていましたが、それ以後の代では、茶道具の茶入の仕覆や、帛紗、角帯などを製作してきました。

土田友湖の帛紗などの作品は、一つ一つを丹念に仕上げており、なかなか手に入らない一品となっており、着物買取いわのでも買取を行っています。

土田友湖は、帛紗や帯の買取のほか、茶道具の茶入れの仕服、数寄屋袋などの買取も行っております。


今回の買取のご依頼をいただいたお客様は、茶道を嗜まれている方で、土田友湖の帛紗のほか、お着物、茶道具などたくさんのお品物とあわせて買取させていただきました。

着物買取いわのでは、着物の買取以外にも茶道具、骨董品、美術品、宝飾類、絵画など幅広い取扱いがございますので、一度に査定が行えます。少しでもお客様にご納得いただけるよう、他よりも高価買取を実現するよう心掛けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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