大城カメ 本場琉球絣

大城カメの本場琉球絣買取ました


今回【着物買取いわの】が買取致しましたのは、本場琉球絣の小紋で、大城カメの作品です。

「琉球絣」と言えば、まず名があがるのが大城カメといわれるほど有名な人物です。亡くなった今でも「カメさんの琉球絣」とよばれて高い評価を受けています。


絣とは、織る前にあらかじめ文様にしたがって染め分けた絣糸を使い、織り上げた模様織物で、多様な文様を織り出すことができ、古くから世界の各地で用いられていました。日本で絣と呼ばれるのは、名前の通り織り、出された文様の輪郭が絣糸の乱れによって、かすれたように見えることからそう名づけられたとされています。

琉球絣は、かつては沖縄で織られていた絣柄の織物の総称で、中でも今回買取の大城カメは、琉球絣の第一人者として知られています。

お買取させていただきました大城カメの本場琉球絣は、深く濃い地色に、臙脂がかったような茶色等が入った見事な琉球絣です。

織り上げられた布の風合いも感じられ、大城カメの琉球絣であることを示す、丸に中の文字が入った大城織物工場で製作されたマークが織りこまれています。 既に亡くなっている大城カメの大変稀少な本場琉球絣ということで、状態も良く、三越のたとう紙とともに高価買取させていただきました。





大城カメの琉球絣高価買取致します


戦後の沖縄時代に焼け野原からいち早く織物を復興したのが、代々琉球絣に携わってきた大城家です。大城カメは、嫁ぎ先であったこの大城家で琉球絣の織を起こし、織物の復興に尽力しました。大城カメは、戦争で夫を亡くした女性に織を教え、材料が買えない人には、購入費用を立て替えるなど、戦後の苦しい時代に、織の技術を惜しむことなく教え、広めていった偉大な戦後の女性です。


大城カメは、当時常に新しい琉球絣の制作に力をそそぎ、「卓越技能賞」「勲六等瑞宝章」等、数々の賞を受賞しましたが、人間国宝(重要無形文化財保持者)に内定しようかという直前に、惜しくも他界してしまいます。

大城カメの功績は多大であり、亡くなってから数十年以上経つ今でも大変人気の高い作家で、【着物買取いわの】でも、大城カメの琉球絣の買取を積極的に行っています。

市場でも評価の高い大城カメの琉球絣は探し求めている絣のファンも多く、【着物買取いわの】では高価買取の対象の作家となっています。

大城カメの琉球絣の証紙は現存数が少なく、買取査定の際、この証紙があれば買取評価にプラスされ、さらに高価買取が期待できます。

手放してもよいという大城カメの琉球絣の着物や反物がございましたら、是非【着物買取いわの】までご連絡ください。

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