江戸小紋 廣瀬雄望

廣瀬雄望の江戸小紋買取りました


今回【着物買取いわの】がお買取しましたのは、重要無形文化財である江戸小紋のお品です。 お買取した江戸小紋は、現在4代目になる廣瀬染工場「廣瀬雄望」の作品です。衿下に伝統工芸士 廣瀬雄望の名と落款がみられます。


お買取したのは、シンプルでありながらも、高度な技術を有する縞文様の江戸小紋です。 江戸小紋の縞は、粋な柄として江戸時代から、町人の間でもてはやされ大流行した文様だそうで、浮世絵にも粋な縞の着物姿の女性や男性が、色っぽく着こなす風情が多く描かれています。

江戸小紋の縞の型紙は、染める際に縞が動きやすく壊れやすいため「糸入れ」という技術を用いて、ずれないように柿渋で張り合わせるという作業を経てつくられます。この縞彫りの型紙の手付けの技術は、高度であり、大変稀少なものとなっています。

江戸小紋の型紙の縞の本数により名前があり、3㎝幅に26本の玉縞、23本の万筋、19本の毛万筋といった種類がありますが、今回お買取の江戸小紋は毛万筋のお品でした。




江戸小紋買取ます


【着物買取いわの】では江戸小紋の買取をしています。江戸小紋は、元来、江戸城に登城する藩士が着た裃の柄を着物にしたものとされ、藩ごとに裃の柄が決められ、他の藩の者がその柄を用いることはできなかったそうです。

その柄の代表格は「鮫小紋」で、これは紀州藩のものになりますが、他に「通し」「行儀」「胡麻」など沢山の柄がありました。明治以後、一般の着物として広く普及し、その後江戸小紋と称され、日本の代表的な染色技法の一つとなりました。


細かな単位模様を一面に配して一色に染めるところに特色のある江戸小紋は、伊勢型とよばれる型染で作られ、柄が細いので、型を作るのも、染めるのも大変高度な技術を要し、優れた工芸美として高い評価を受けてきました。

江戸小紋の人間国宝は、小宮康助と小宮康孝、また伊勢型紙の彫りの人間国宝には、六谷梅軒、南部芳松、中島秀吉、中村勇二郎、児玉博、城の口みゑがいます。こういった著名な作家、職人の手による江戸小紋は、高価買取の対象となっています。

染の代名詞として粋を伝承する江戸小紋。【着物買取いわの】では、江戸小紋の買取を積極的に行っています。江戸小紋のご売却をお考えでしたら、作品により高価買取もしている【着物買取いわの】までご連絡ください。

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