本場奄美大島紬 泥染

本場奄美大島紬の泥染買取りました


今回【着物買取いわの】がお買取致しましたのは、本場奄美大島紬の泥染のお着物です。

本場奄美大島紬のお着物とあわせて、着物に仕立てた際の反物の端に金茶色の地球のマークと朱色で「本場奄美大島」の文字が織込まれ織口文字部分と、その織口文字部分裏に貼付されている地球印の証紙が付随していました。さらに「古代染色 純泥染」シールという泥染証紙も貼付された正真正銘の本場奄美大島紬の泥染のお着物です。


泥染とは、世界中で奄美大島だけで行われているという天然の染色方法で、本場奄美大島の泥染はテーチ木を煮出した液で絹糸を染め、鉄分の多い泥にひたし、85回以上繰り返し染色することによって、色落ちしない深く光沢のある渋い黒色に染めたものです。この泥染はこの艶やかな黒のほか、濃い茶色や藍にも用いられます。

こうして丁寧に作られた本場奄美大島紬の泥染は、すべて本場奄美大島紬協同組合の検査場に持込まれ、ベテラン検査員が、長さ・織幅・絣不揃い・色ムラ・織キズ・量目不足など厳重なチェックを行い、合格・不合格を決定しており、それに合格したものだけが泥染証紙の貼付をすることができるのです。

今回お買取した本場奄美大島紬の泥染は、仕付け糸付の未使用品で、若干汚れがみられましたが、本場奄美大島紬の証紙や反物の織口文字部分などきちんと保存されておりましたので、他のお着物などとあわせて買取させていただきました。

 

 



大島紬買取ます


【着物買取いわの】は大島紬の買取を強化しています。

鹿児島県奄美大島と鹿児島県鹿児島市周辺、宮崎県都城市でつくられている平織りの絹織物が大島紬です。

大島紬には、上記に説明した泥染のほか、植物染の糸で織る草木染の大島、多彩な色糸を用いた色大島、白泥で染めた糸で織る白大島、薄く細い糸で織られた夏大島などがあります。白大島の糸は、鹿児島特産の白い泥(カオリン入り)で染められています。


大島紬の証紙には、奄美の地球印、鹿児島の旗印、笠利の高倉印、都城の鶴印などがありますので、買取査定の際は、この証紙の有無も買取評価に影響します。また、今回お買取させていただいたお客様のように、大島紬の着物の買取査定の際は、反物端の織口文字部分がご一緒ですと、評価にプラスされ買取査定額アップにつながります。

大島紬の人気が上がるにつれ、韓国産なども出回っているようですので、国産の大島紬であることを示す証紙の有無は重要な買取査定ポイントのひとつとなります。 大島紬の証紙がなくなってしまった場合でも、【着物買取いわの】では着物の知識と買取経験豊富なスタッフがしっかりと査定致しますので、ご遠慮なくお問い合わせください。大島紬のご売却をお考えでしたら、まずは【着物買取いわの】までお電話・メールにてご相談下さい。

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