福田喜重 訪問着

福田喜重の訪問着買取りました


こちらのお写真は、以前お買取致しました人間国宝 福田喜重の箔散らしの訪問着です。オールマイティとされる桐の一つ紋が、背中心に付いた、仕付糸のある未使用品をお買取させていただきました。


今回お買取した福田喜重の訪問着は、落ち着いた灰色の気品ある色彩の地に、巧みな構図で精微な箔散らしの美しさと卓越した技能が感じられる優美な作品です。

お買取した福田喜重の訪問着の落款には、父の名前を表す七が三つの喜(㐂)三郎(喜は旧字七七七)の「㐂」が用いられています。

刺繍では唯一人の人間国宝である福田喜重は、父である福田喜三郎に師事し、本格的伝統技法を習得しました。

その父に敬意を表して、染めの作品も手掛けた際などに、父の名前「福田喜(㐂)三郎」を落款に入れることがあるそうです。




福田喜重の作品高価買取致します


【着物買取いわの】では、人間国宝 福田喜重の作品買取を強化しています。 福田喜重は、生地の選定、染色、摺箔、刺繍を総合的に発展させ、地染と箔のあしらいに刺繍本来の重厚な雰囲気を現代的に表現して、独自の境地を切り開いたとして、重要無形文化財「刺繍」の保持者(人間国宝)に認定されました。

福田喜重の刺繍技法は、撚糸、無撚糸とも、生地溶け込み一体となるように仕上げるもので、熟練の要る菅繍、摺箔と刺繍を併用する繍箔などに高い技量を示しました。

文様では、割付による構成を得意とし、色数を抑えた色調の中に微妙なグラデーションを施した空、雲、水、花などの自然の風物を流動的に表現した作品が多くみられます。


福田喜重の作品をご売却してみませんか?福田喜重は、高価買取が期待できる作家の一人として、買取にも力をいれております。 福田喜重の作品に付けられる落款にはいくつか種類がありますが、その多くには、刺繍の第一人者であり師と仰いだ尊敬する父「㐂三郎」の落款が使われています。 「㐂三郎」や「㐂」の付いたお着物などご処分・ご売却の予定がございましたら、是非【着物買取いわの】までご連絡ください。

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