本場大島紬 たかし織物


本場大島紬の買取を行いました


今回、【着物買取いわの】がお買取したお品物は本場大島紬の着物です。
鹿児島県にあるたかし織物(株式会社たかし)によるもので、その証拠に旗印を見る事ができます。
大島紬の証紙には鹿児島産は旗印、奄美大島産は地球印、宮崎県都城絹織物事業協同組合のものは鶴印と地域によって定められています。
これは産地ごとに大島紬の規定基準が違ってくるため分けられておりますが、どこの産地も厳しい検査基準を設けており、それに合格した大島紬でなければ与えられる事のない印なのです。


お買取した本場大島紬の着物はシミ、汚れ、シワもなく人気の本場大島紬でしたので高価買取で対応させて頂きました。



本場大島紬買取ます


本場大島紬と呼ばれるものは本来、「先染め・手織り」である事が条件とされており、現在では「先染め・機械織り」「機械織り・後染め」といったものを大島紬と呼んでいます。
そのため、本場大島紬と呼べるものは奄美大島、鹿児島県、宮崎県都城の3つの産地で生産されたもののみとなります。


本場大島紬が高価なのはその製造工程の多さにあります。
30工程の大変複雑な作業の中でも特に重要なのが「絣締め」という工程で、この工程は本場大島紬にしか存在しません。
「絣締め」は、締機(しめばた)と呼ばれる締め機で模様になる部分の絹糸を綿の糸を用いて締める工程の事で、「絣締め」には絣糸を作る工程と反物を作る工程があるため、本場大島紬は2度織られると言われています。
また、染め方も天然染料で染めるのですがその種類は多く「泥染め」「泥藍染め」「色泥染め」「白泥染め」「草木染め」「正藍染め」などがあります。
本場大島紬は非常に細かい絣だけで模様が表現されており、絣糸が多く用いられるほど絣の密度が高くなり、模様も緻密に織り出されます。
その絣糸の数を表す単位を「マルキ」といい、模様の緻密さの目安とされており、数字が大きいほどより細かい緻密な柄という事になります。
また、亀甲柄の場合「亀甲」という単位が使われています。
もちろん、「マルキ」や「亀甲」の数字が多い方が買取額は高くなります。


ご自宅に眠ったままになっている本場大島紬はございませんか?
着物類の買取には専門の知識を必要としており、街のリサイクルショップへ持って行っても本当の価値が分からずに買取られてしまう事もございます。
【着物買取いわの】では専門の知識を持った鑑定人による査定を行っておりますので、ご売却をお考えの本場大島紬がございましたら、迷わず【着物買取いわの】までご相談下さい。
また、本場大島紬かどうか分からない場合でも、ご自身で判断してしまうのではなく、【着物買取いわの】までお気軽にお問合せ下さい。

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