二代目更甚 江戸更紗 小紋

二代目更甚の江戸更紗小紋買取ました


こちらのお写真は、先日宅配にて他の訪問着などのお着物数点とあわせてお買取させていただきました江戸更紗の小紋です。


買取した江戸更紗の小紋は、伝統工芸品である江戸更紗を継承している、東京の二代目更甚 真田定男の昔渡更紗模様の作品です。

更紗とは、幾何学的な模様や人物像を染め上げた布のことで、もとはインドから世界に広がったといわれています。

日本に伝わった更紗には、今回買取の江戸更紗の他、京更紗、長崎更紗、出雲更紗などがあり、地域ごとに特徴のある更紗が生み出されて、伝統工芸として伝えられてきました。江戸(東京)は水が硬水なので、軟水を用いる京更紗と比べると渋い色の作品が多いといった特徴があります。


今回買取の二代目更甚の江戸更紗の生地には上質な浜ちりめんが用いられています。

渋い色の地色をベースに、伝統的な江戸更紗の技法を用いて、多彩な色のオリエンタルな図柄で染めた異国情緒漂う更紗文様の味わいのある作品をお買取させていただきました。




二代目更甚 真田定男の江戸更紗お買取します


【着物買取いわの】では、幻の江戸更紗職人とも呼ばれる二代目更甚 真田定男の作品買取をしています。

今から3000年以上も前のインドが発祥の更紗ですが、日本に始めて更紗が入ってきたのは、室町時代といわれています。 更紗は、細かに蒔き糊をほどこしたかのような粋な図柄に、細い縞や、小唐花、更紗模様をあしらったデザインで、その起源が四季のないインドであることから、基本的に年齢や季節にとらわれることなく着用できる染織品として知られています。


更紗の中でも、渋い色が特徴の江戸更紗ですが、一反の反物を仕上げるのに約1カ月かかるといわれており、江戸更紗の型染めには、多くの職人が必要とされるといいます。二代目更甚 真田定男は、その江戸更紗の伝統を守り、何百枚もの型紙を使う型染めの職人として最年少とされる55歳の時に黄綬褒章を受章した江戸更紗職人です。


江戸時代後期より五代に渡り江戸更紗を継承してきた真田定男の二代目更甚は、型紙を使用して刷毛をもって摺り上げる「型摺り更紗」と、毛筆を用いて書き上げる「手書き更紗」の両方の技法を用いて、江戸更紗を作りだす唯一の工房です。

【着物買取いわの】では、稀少な伝統工芸である二代目更甚 真田定男の江戸更紗の買取にも力を入れております。二代目更甚 真田定男などの江戸更紗の買取なら【着物買取いわの】にお任せください。

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