振袖 宝尽くし紋


振袖買取りました

今回、【着物買取いわの】がお買取したお品物は振袖です。
振袖は礼装ですが、現代では未婚の女性が着る着物としての位置づけにあります。
そのため、既婚者もしくは30代半ばを過ぎた女性の礼装は留袖となっているのが着物界の常識のようです。
振袖のもととなったのは振八つ口のあいた子供用の小袖と言われており、中世の時代の子供の小袖には体温を逃がすために振り八つ口があいていました。
一方大人の小袖は袂(たもと)が短いものだったといいます。
その後、現代の振袖の形となったのは江戸時代に入ってからで、その理由としては諸説ありますがその一つに、戦国の時代から平和の時代となった事でゆとりができ、舞などを嗜むようになり、舞った時に綺麗に袖が舞うように長くなったという説があります。


今回、お買取した振袖は、打ち出の小槌、如意宝珠(にょいほうじゅ)、宝やく(ほうやく)、金嚢(きんのう)、隠れ蓑(かくれみの)、隠れ笠(かくれがさ)、丁子(ちょうじ)、宝剣(ほうけん)、宝輪(ほうりん)、法螺(ほら)などが散りばめられた宝尽くし紋という代表的な吉祥文様の振袖でした。
まさにおめでたい席で着用する機会の多い振袖にはぴったりの文様です。
残念ながら一部にシミが出ていた事がマイナス評価となり、査定額が減額となってしまいました。
着物は着用したらクリーニングに出すなどお手入れを怠らなければシミなどが浮き出る事を防ぐ事ができますので、長期間仕舞うのであればお手入れを怠らない事が高価買取への近道となります。




着物買取ます

【着物買取いわの】では振袖以外にも、留袖、付下げ、小紋など様々な着物の買取を行っております。
留袖には紋を入れている人もいるかと思いますが、紋があっても買取る事ができますので、ご処分をお考えでしたら【着物買取いわの】までお問合せ下さい。
また、遺品整理などでご自身に知識がなく、どんな着物なのか分からない方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は【着物買取いわの】の出張買取がとても便利です。
【着物買取いわの】には着物の知識をしっかりと持った鑑定士がご自宅までお伺いし、作家物、老舗織元、老舗呉服店など着物の持つ価値を見極めて買取を行っておりますので、お客様はご自宅でお待ち頂くだけで買取査定が終了します。
また、宅配買取も行っており送料は弊社負担となっているため、お客様は処分する着物を段ボールに詰めるだけで大丈夫です。
ただし、この時に水に濡れないようにビニールなどで包み、収納する際はシワができないようにする事が大切で、万が一弊社に届いた時に水濡れやシワができていますとマイナス評価となってしまいますのでご注意ください。
その他、着物の買取でご不明な点がございましたら、お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。

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