小宮康孝 江戸小紋


小宮康孝の江戸小紋買取ました

今回、【着物買取いわの】がお買取したお品物は小宮康孝の江戸小紋です。
小宮康孝は重要無形文化財「江戸小紋」の保持者として江戸小紋の世界では知らない人はいないほどの実力者です。
古型紙の収集・研究によって伝統的な小紋型の復元につとめ、父親の小宮康助も重要無形文化財保持者の認定を受けています。


江戸小紋は江戸時代に生まれた着物の様式の一つで、諸大名が着用していた袴の模様が発祥とされています。
当時の諸大名たちは模様の豪華さを張り合い、どんどん豪華絢爛な模様が増えた事をきっかけに、江戸幕府が贅沢禁止令を発令しました。
それを受けて諸大名たちは遠くから見ると無地に見えるような細かい柄で競うようになり、かえって高い技術力を必要とする江戸小紋が誕生しました。
この諸大名が好んだ小紋柄は「鮫」「行儀」「角通し」「松葉」「御召し十」「万筋」「菊菱」「大小あられ」「胡麻柄」などがあり、これらは格式高い小紋として扱われ、小紋なのに礼装で着用する事ができます。


今回、お買取した小宮康孝の江戸小紋は「宝尽くし」と呼ばれるおめでたい柄で、これらは庶民が諸大名たちの小紋を真似して生み出されたもので、「いわれ小紋」と呼ばれています。
小宮康孝の作品という事で高い評価が付けられるのですが、シミが一部に出ていたため、小宮康孝の買取相場額よりも少し下がっての買取となりました。




小宮康孝の作品買取ます

小宮康孝の作品にはお写真のような落款が記されており、こちらの落款があるものは高価買取が期待できます。
小宮康孝は江戸小紋の作家ですので、作品は江戸小紋が主となっています。
ご自宅であまり袖を通していない江戸小紋はございませんか?そこにお写真のような落款があれば小宮康孝の作品である可能性が高く、高価買取が期待できますが、シミ、汚れ、ほつれ、臭いなどはマイナス評価となり、買取額が下がってしまいます。
また、小宮康孝の父親である小宮康助の作品も高価買取となっておりますので、お気軽に【着物買取いわの】までお問合せ下さい。

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