獅子狩文錦 全通柄袋帯


獅子狩文錦の全通柄袋帯買取ました

今回、【着物買取いわの】がお買取したお品物は獅子狩文錦(ししかりもんにしき)の全通柄の袋帯です。
袋帯は正装・礼装に使用する事のできる表地と裏地の2枚の生地を縫い合わせて袋状に仕立ててあるもので、この仕立てが袋帯という名称の由来となっています。
袋帯には柄付けによって全通柄、六通柄、太鼓柄と分けられており、全通柄はその名の通り全面に柄があるもの、六通柄は全体の6割に柄があるもの、そして太鼓柄は帯を締めた時に見える太鼓部分と前の部分に柄が出るようになっている帯の事を言います。
そのため、掛かる手間やコストが違うため、価格も順番に安価になっています。


今回、お買取したのは全通柄になりますので、帯全体に獅子狩文錦の柄があります。
シミや汚れもなく、保存状態が良い獅子狩文錦の袋帯でしたので高い評価での買取となりました。
ちなみに獅子狩文錦とは小野妹子が隋から持ち帰り、聖徳太子が御幸の際に御旗にしたとされる錦で、現存するものは奈良・法隆寺に保管されており、退色劣化を防ぐため、一般公開はされていません。
その代り、聖徳太子没後1380年という節目に吉岡幸雄を責任者として現代の技術で復元しており、その複製品は見る事ができます。
また、獅子狩文錦の文様はペルシアで発生した文様で、騎馬の人物が弓を引き獅子を撃つ情景を表したもので、隋・唐を経て日本へ伝わったものと、東ローマ帝国を経てヨーロッパ諸国へ伝わったものの2種類が存在します。




袋帯買取ます

【着物買取いわの】でも年間に多くの買取実績を誇る袋帯ですが、中古市場でも高い需要があり、高価買取となるものもありますが、全ての袋帯が高価買取となるわけではありません。
高価買取となる袋帯は作家や有名織元などの作品で、シミ、汚れ、ほつれなどがない美品である事や、証紙や保証書といった織元や産地を証明するものがご一緒である事が最低限の条件となっています。
また、着物や帯には流行がありますから時代にニーズに合ったものでなければ高価買取は難しくなります。
【着物買取いわの】では、豊富な知識と買取経験を持つ鑑定士が常にアンテナを張り巡らせ、最新の情報を持って鑑定にあたっています。
そのため、市場評価とお品物の価値を合わせて鑑定する事ができ、独自の販売ルートを持っているため、高価買取が実現できますので、使う予定のない袋帯をお持ちでしたら、査定、見積り無料の【着物買取いわの】までお気軽にご相談下さい。
もちろん、袋帯以外でも買取る事ができるお品物は多数ございますので、よろしければHPトップの買取対象商品や買取実績をご覧の上、お問合せ下さい。

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