結城紬の袋帯
結城紬の袋帯買取ました
今回、【着物買取いわの】がお買取したお品物は結城紬の袋帯です。
袋帯は正装用の帯として締める事ができるのですが、結城紬は高級とは言え紬ですので正装用として締める事はできません。
それでも結城紬が高価なのは理由があり、それは製造方法が大きく関係しています。
結城紬はその昔、 絹糸にならない屑繭を真綿にして糸を紡ぎ出しているものを使用していましたが、現在は絹糸として使用できる高級な繭を使用している事、手括りによる柄付け技術など1つの反物を作りあげるまでに数か月かかる事が価格を高騰させる要因となっています。
そのため、今回のお買取では中古市場でも高値で取引される事の多い結城紬という事で、しっかりと評価して買取らせて頂きました。
白地という事でシミや汚れの心配はありましたが、そういったものは一切見られなかったのに対し、保管の際に使用していた防虫剤の臭いが残っていたため、マイナス評価となってしまいました。
着物や帯の買取ではシミ、汚れ、ほつれなどはもちろん、臭いも買取額に影響してきますので、今は売却する予定がなくても定期的に風通しを行い、臭いを移さない事が大切です。
結城紬買取ます
【着物買取いわの】では結城紬の買取を行っており、これまでに多くの結城紬の買取を行ってきました。
結城紬は着物、帯、反物どの状態でも買取る事ができ、本場結城紬と証明できる証紙があるものは高価買取が期待できます。
証紙は着物や帯に仕立てられている場合、ハギレとして渡されるものに付いている場合が多く、間違って処分してしまう方もいらっしゃいますが、着物や帯と共に保管しておく事で買取額アップに繋がります。
また、反物の場合、織り始めの白く太い糸を織った部分に合格証と証紙が貼られ、割印がされていますので確認し、お問合せの際は証紙の情報をお伝え頂くと査定がスムーズに進みます。
結城紬のご売却をお考えでしたら、買取経験豊富な【着物買取いわの】にお任せ下さい。