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銀座伊勢由 長板本染反物
長板本染反物の買取を行いました
今回、【着物買取いわの】がお買取したお品物は、長板本染の反物です。
長板本染は江戸中形とも呼ばれ、江戸時代中期から今日まで変わらぬ技法で作られており、正式には長板中形と言い、この呼称は近年になってから付けられたものです。
長板本染は江戸時代では江戸に住む庶民の湯上り着や夏の常用着として用いられる浴衣の生地として絶大な人気を誇り、盛んに作られていました。
しかし、明治時代になると化学染料が用いられるようになったため長板中形の需要が減り、昭和時代に入るとさらにその傾向が強まり、技術の伝承が途絶える恐れが出てきました。
そのため官民の協力のもとに東京特産長板中形有限会社が設立され、長板本染の伝統技術は保護を受けるようになります。
こうして現在は国の重要無形文化財に指定されており、型彫り・糊付・藍染と多くの職人の手を経て作られています。
さて、今回お買取した長板本染の反物ですが、明治元年創業の銀座の老舗呉服店である銀座伊勢由で扱われていた反物です。
着物ファンからも高い支持を受けている銀座伊勢由は粋という心とその時代の感覚を取り入れながら工夫を凝らしたオリジナル商品を展開しており、お買取した長板本染の反物も銀座伊勢由の目利きによって扱われていたと思われます。
長板本染は浴衣地でありながら中古市場でも人気が高く、高価買取となる場合もございます。
今回もシミや汚れがなく保存状態が良かった事、証紙などの付属品も揃っていた事で高い評価での買取となりました。
長板本染(長板中形)の買取を行っております
【着物買取いわの】では長板本染(長板中形)の買取を日本全国で行っており、どこよりも高く評価できるように全力で買取に取り組んでいます。
長板本染には松原定吉、清水幸太郎という重要無形文化財の保持者に認定された作家がおり、この二人は長板本染の伝統的な技術を受け継ぎ、更にその技術を後進たちへ教えています。
もちろん、松原定吉、清水幸太郎の作品は高価買取が期待でき、【着物買取いわの】でも買取を強化しております。
日本には様々な染色方法があり、長板本染のように藍を使用したものはいくつか存在します。
そのため、一目見ただけで判断する事は難しい場合もあり、1点ずつ丁寧に拝見する事で本当の価値を見出す事ができます。
【着物買取いわの】では長年着物の携わってきた鑑定士が査定を行っており、1点ずつ丁寧に扱い、買取額を提示しております。
他ではお値段が付かなかったお品物もひょっとするとしっかりとお値段を付ける事ができるかもしれませんので、お気軽に【着物買取いわの】までご相談下さい。