宮古上布 小紋


宮古上布の小紋の着物買取ました

今回、【着物買取いわの】がお買取したお品物は宮古上布の小紋の着物です。
宮古上布はその名の通り、沖縄県宮古島で織られている麻織物で、国の重要無形文化財の指定を受けています。
上布としては最高級品として扱われ、「東の越後、西の宮古」と呼ばれています。


麻織物ですので汗をかいてもベトつかず、風通しも良い事から夏用の着物地としては最高の肌触りを持つ宮古上布は中古市場でも高い人気を誇っています。
今回、お買取した宮古上布の着物は普段着として扱われる小紋に仕立てられたものでした。
長年仕舞ってあったそうで折りジワはありましたが、着物の買取で一番重要なシミや汚れはほとんど見られず良い状態での買取となりました。
宮古上布という事、小紋という着物の中古市場で需要が高いという事が評価され、1点で評価する事ができました。




宮古上布買取ます

【着物買取いわの】では宮古上布の買取に力を入れております。
宮古上布の歴史は古く、16世紀頃にはすでに成立していたとされており、当時の宮古島では麻織物である宮古上布以外にも絹や綿を使った織物も織られていました。
しかし、戦争に負け、沖縄がアメリカの統治下とされてしまった事で宮古上布を含め、沖縄で作られている織物を日本へ輸出する事が禁じられてしまったため、技術が廃れ、残されたのは宮古上布だけとなってしまいました。


また、宮古上布は琉球王国時代から織られていた織物ですので琉球紅型のように色鮮やかな織物でした。
しかし、薩摩藩の侵略により薩摩絣の技法が伝わってきた事、幕府へ献上するための制作を行うようになった事が理由で藍の宮古上布が主となってしまいました。
そんな中、新里玲子は琉球王国時代の宮古上布の存在を知り、その作風を再現した作品を展開しており、宮古上布の固定概念を払しょくしました。


ご売却をお考えの宮古上布はございませんか?
【着物買取いわの】では宮古上布の反物、着物、帯、作家物などの買取を行っており、経験豊富な鑑定士によって査定を行っております。
まずは買取額を知りたいという場合でも【着物買取いわの】では査定見積料は一切頂いておりませんので、お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。

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