龍村晋 袋帯


龍村晋の袋帯買取ました

こちらのお写真のお品物は、【着物買取いわの】がお買取した龍村晋の袋帯です。
龍村晋は龍村美術織物を創立し、正倉院の古代錦を始め名物裂の復元など多くの美術織物を創作した初代・龍村平蔵の三男として生まれ、大学を卒業してからは日清紡に入社しますが、次兄が入隊した事により、日清紡を辞めて龍村織物美術研究所の次長として入社します。
こうして、父・龍村平蔵を助けながら龍村織物の発展に尽力し、独立すると東京に龍村織物を設立しました。


そんな龍村晋の袋帯を今回お買取したわけなのですが、現在は京都の観光名所として知られる嵐山の風景が描かれている太鼓柄の袋帯でした。
絵画のようなこの図案を全て織り出しているのはさすが龍村晋といった所でしょうか。
目立つようなシミや汚れもなく、折りジワや保管臭もなかったため、高価買取で対応致しました。
龍村晋はすでにこの世を去っているため、中古市場でも人気が高く、高価買取が期待できる作家の一人です。




龍村晋の帯買取ます

龍村晋は帯を作り続ける事に生涯をささげた人物として有名で、正倉院裂の復元をはじめ、染織工芸に対する功績により美術院恩賜賞を受けた初代・龍村平蔵と同じく、古代の名物裂に魅せられ、シルクロード、ペルシャ、ヨーロッパと題材を求め、その文様を錦に表現し、独自の「伝匠名錦」を生み出しました。
その意匠は500以上にもおよび、現在も後継者によって続けられています。
少しでも気に入らない箇所があれば、どんな作品でも敢然と切り捨てた龍村晋は、自らが生み出す帯に強いこだわりを持っており、芸術品でありながら実用性も兼ね備えており、着物ファンなら一度は締めてみたいと思う帯だと言われています。
中古市場でも人気の高い龍村晋の帯は【着物買取いわの】でも買取を強化しており、お品物の状態やデザインによっては思わぬ高値となる事もございます。
ご自宅で使っていない帯に「龍村晋」の名前がありましたら、【着物買取いわの】が買取らせて頂きますので、お気軽にお電話、メールにてお問合せ下さい。

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