十二代藤林徳扇 苑寿織の付下げ訪問着


十二代藤林徳扇の着物買取ました

今回、【着物買取いわの】がお買取したお品物は十二代藤林徳扇の苑寿織の付下げ訪問着です。
付下げ訪問着は、訪問着と付下げの中間に位置する着物で、上前のオクミ線で柄をつなげた付下げの事をこう呼んでいます。
付下げは着た時に模様などが全て上を向くように反物に描かれており、付下げ訪問着の反物もこの辺りは同じです。
一方、訪問着の場合、仮絵羽の状態で衣桁にかかっていたり、たたまれている事が多く、この違いが呉服屋などで見分けるポイントです。


さて、お買取した十二代藤林徳扇の苑寿織の付下げ訪問着ですが、十二代藤林徳扇は「徳扇コスモ・アート」という絵画作品で国際的にも評価されており、海外のオークションでは1000万円を超える値が付けられた作品も存在します。
そんな名声高い十二代藤林徳扇の作品という事で、今回買取依頼を受けたわけなのですが、十二代藤林徳扇は作品を制作すると肉筆の色紙を一緒に渡す事があり、今回の付下げ訪問着にも肉筆の色紙がありました。
また、着物の落款部分にも「徳扇」という文字と「苑寿」という文字が刺繍されており、苑寿織とは純金や純プラチナを使った織物で、お買取した苑寿織の付下げ訪問着は十二代藤林徳扇が制作監修をつとめた事を証明する証明書がありました。
こういった付属品の有無は買取額に大きく影響を与える場合もあり、今回はプラスの評価となり、名高い丹後ちりめんが使われていた事で高価買取となりました。




十二代藤林徳扇の作品買取ます

【着物買取いわの】では十二代藤林徳扇の作品買取に力を入れており、これまでに多くの作品買取を行ってきました。
今回のような着物はもちろん、帯や徳扇コスモ・アートなど買取る事ができるお品物は多数ございます。
先ほども少しお話しましたが、徳扇コスモ・アートは高価買取が期待できますので、飾る予定もなく仕舞ったままになっているようでしたら、【着物買取いわの】が買取らせて頂きます。
お問合せの際は、十二代藤林徳扇のどのような作品なのかお伝え頂けると査定がスムーズに進みます。
また、藤林徳扇という名は1680年に初代が名乗ってから続く、宮家や宮内庁御用達の錦の御旗の織匠の名称で、【着物買取いわの】では歴代の藤林徳扇の作品も買取る事ができますので、こちらも合わせてご相談下さい。

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