甲田綏郎 袴

甲田綏郎の袴買取りました


今回いわの美術がお買取り致しましたのは、精好仙台平で人間国宝に選ばれた甲田綏郎の袴です。

甲田綏郎の父親は、昭和31年に精好仙台平で人間国宝に選ばれた甲田栄佑で、甲田綏郎はそんな父親の背中を見て育ちました。

父親の仕事姿を見て育った甲田綏郎は、必然と染色家への道を歩み始めます。

厳しい父親の元で技術や基礎を学んだ甲田綏郎は、父親が亡くなったのを機に仙台平工場を引き継ぎ、現在も仙台平の製作を行いながら伝統を守り続けています。

甲田綏郎は、1976年に宮城県指定無形文化財技術保持者の認定を受け、その後第29回日本キワニス文化賞や第21回伝統文化ポーラ賞を受賞するなど功績を収めました。

また、2002年には親子2代で精好仙台平の技術保持者として人間国宝に認定されました。



精好仙台平とは

 

甲田綏郎が作り出す精好仙台平は、仙台平織物の中でも上質な生糸を使い精好織と呼ばれる織り方で作られた作品で、経糸には藁灰で練った上質な生糸、緯糸には無撚りの糸を使用します。

織り上げる際には、無撚りの緯糸を水に浸して引き締めてから手織機で二度打ちして織る為、密度が上がり張りが生まれ引き締まった生地となります。

非常に頑丈な生地なのでシワなどが付きにくく、また絹独特の光沢や肌触りの良さが多くの方から評価され中古市場でも人気の高いお品物となります。

精好仙台平の作品は、無地や縞柄の作品が多く華やかなデザインはありませんが、このシンプルなデザインが上に着る羽織を目立たせる役割を果たしています。



今回お買取りした甲田綏郎の袴は、美しいエメラルドグリーン一色の作品で、着物や帯に多いシミや虫食いなどはなく仕付け糸もついた綺麗な状態でのお買取りとなりました。

いわの美術では、甲田綏郎の作品以外にも京友禅の老舗と言われる千總の着物や、羅と経錦と呼ばれる2つ織物で人間国宝の認定を受けた北村武資の作品、簪や帯留などの和装小物など様々なお品物をお取扱いしております。

また、和装以外でもお茶道具や書道具、中国美術、絵画、掛軸、日本刀など様々なお品物をお買取りしておりますので、お引越しのお片付けや遺品整理・生前整理などで処分を検討されているお品物がございましたらいわの美術までご連絡下さい。

また、お店の在庫処分など業者様からのご依頼も受け付けしておりますので、お気軽にいわの美術までご相談下さい。




お買取り対象の和装

着物:山下八百子、芹沢銈介、藤山千春、浦野理一、龍村平蔵、羽田登喜男など

帯留:珊瑚、翡翠、象牙、金銀、パールなど

帯紐:道明新兵衛 など


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