
会津木綿買取ります
2014.1.25
会津木綿お買取りします
会津木綿というのは名前の通り、福島県会津地方に伝わる織物です。
いわの美術では会津木綿の買取を行っています。
会津木綿は400年程前、会津領主蒲生氏郷が産業振興のために綿花の栽培を奨励したことにより始まりました。
その後領主は蒲生氏郷から加藤嘉明に変わり、加藤嘉明は以前の領国であった伊予国松山より織師を招き、伊予国の織物技術を会津に広めていきます。
この頃の伊予国では瀬戸内交易の影響で外国風の木綿縞織物を特産品としており、「伊予縞」と呼ばれる織物が会津に伝わり、現在の会津木綿のような多彩な縞模様の素地となりました。
またその後も保科正之により綿花の栽培が奨励され、藩士の妻女の内職として木綿織物は発展していきます。
残念ながら現在では生産は縮小され、福島県会津若松市で2社のみが生産を担っている状況です。
吸水性と保温性に優れた木綿は、寒暖の差が激しい会津の気候によく適していました。
丈夫な織物で実用性も高く、普段着や仕事着として好まれています。
会津木綿の着物、会津木綿の反物お持ちではありませんか。いわの美術では会津木綿の買取を行っています。
また会津木綿に限らず、お手持ちの着物ご売却の際は是非ご相談下さい。