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本つづれ勝山の作品買取ます
本つづれ勝山について
いわの美術では着物や帯など様々な作品をお買い取りしていますが、その中でも京都に店舗をかまえ、歴史のある本つづれ勝山の作品をお買い取り致します。
本つづれ勝山は、勝山九一が創業した事で始まり、現在は創業からの技術と伝統を守り素晴らしいつづれ織の作品を手がけています。
一時期は応召や贅沢禁止令などにより生産中止を余儀なくされましたが、昭和24年に贅沢禁止令が解除された事により生産が再開されました。
その後は、京都の龍安寺御用達会に入会し石庭柄の懐紙入れを納入、また皇后陛下が龍安寺をご行幸の際に爪掻つづれ織卓布石庭柄を献上された程の素晴らしい作品を残しています。
昭和40年には西陣織工業組合本つづれ秀作発表会に作品を出品し、京都府知事賞を受賞、それ以来毎年作品を出品して多くの賞を受賞しました。
これらの業績が讃えられ、昭和52年に株式会社本つづれ勝山を設立して現在に至ります。
いわの美術では、伝統的な技術と、繊細な作風が評価されている本つづれ勝山の作品をお買い取り、査定致します。
本つづれ勝山が得意とする技法
本つづれ勝山は、爪掻つづれ織の作品を製作していますが、その中でも当麻つづれ織と呼ばれる技法を最も得意としています。
当麻つづれ織は、奈良にある當麻寺に寺宝として所蔵されている国宝「綴織当麻曼荼羅図」の精密なデザインをそのまま再現した大変素晴らしい技術ですが、製作も大変手間がかかる作品となりました。
通常のつづれ織は40-50本の縦糸を使い作られますが、当麻つづれ織は60本もの糸を使って織る為とても精密な模様が出来上がります。
しかし、このような精密な模様を作り上げるには長い時間と手間、そして何より難しい技術を要します。一般的なつづれ織でさえ1日に1~2cmしか織れないので、これよりも更に細かく繊細な当麻つづれ織はもっと多くの時間を要します。
大変難しい技術を要する当麻つづれ織ですが、多くの職人さん達が技術と伝統を守って作品を作る為、現在も素晴らしい作品が多く残されています。
いわの美術では、本つづれ勝山が作った作品をお買い取り、査定致します。
本つづれ勝山の作品以外でも、和装に関しましては状態が査定ポイントの鍵となります。
また、証紙が付いている切れ端、箱などに作品の情報や作家さんが書いてある事がありますので、購入されたら一式とっておく事をオススメ致します。