森口華弘の着物お買取りします

着物買取いわのでは森口華弘の友禅染の着物買取を行っています。
友禅染で重要無形文化財保持者となっている森口華弘は非常に高度な蒔糊技法を用いた作品で知られています。

七人兄弟の末っ子として生まれた森口華弘は小学校卒業後、薬剤師を目指し奉公に出ていましたが、奉公中に描いた絵がきっかけで友禅作家の中川華邨の門下となりました。
この当時森口華弘は16歳で弟子入りとしては遅かったのですが、疋田芳沼のもとで日本画を学び、寝る間も惜しんで図柄や手本写しを行うなど修行に励みました。
工房を構え、独立を果たした後は独自の蒔糊技法を創案し、着物制作を行っています。

森口華弘の行った蒔糊技法では、細かく砕いた薄い板状の糊を生地に蒔いて色を染めることで、水洗いすると蒔き糊の部分には色が染まらず、細かい点模様として残ります。これを繰り返すことで不規則な点模様を染め抜き、微妙な友禅模様の色の重なりが表れます。
蒔糊技法自体は昔からあったものですが、部分的にしか使われておらず、森口華弘が独自の表現方法として着物全体に使ったことにより、確立されました。

森口華弘は非常に高度な蒔糊技法を用い、細密かつ大胆なデザインの着物制作で知られています。
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若くして人間国宝となった森口華弘ですが、彼の息子 森口邦彦も友禅染で人間国宝となっています。
花鳥や流水を用いた意匠美の高い森口華弘の作品、明快な幾何学模様を駆使した森口邦彦の作品。それぞれ作風は違いますがどちらも高い人気を誇っています。
森口華弘の着物、森口邦彦の着物、ご売却の際は是非着物買取いわのにお問合せ下さい。
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