新着情報

ざざんざ織買取ります

2014.4.17

ざざんざ織お買取りします

着物買取いわのでは各地の伝統織染品買取に力を入れています。



静岡県浜松市で生産されるざざんざ織は、柳宗悦の提唱した民藝運動に共鳴した平松実によって創作されました。
平松家は代々織物業を営んでおり、機会によらない織物の創意工夫から昭和4年ざざんざ織が始められます。
「ざざんざ織」という名称、少し変わっていますよね。それにはこんな由来があります。
昔、浜松の有名な松の下で足利将軍義教が「浜松の音はざざんざ…」と詠ったことがあり、その松は「ざざんざの松」と名付けられました。
ざざんざの松は歌川広重の東海道五十三次にも描かれており、平松実は永久に変わりなく人々に美しさと安らぎを与えるような松にあやかって、ざざんざ織と命名したそうです。
ざざんざ織は漢字で「颯々織」と書かれることもあり、昭和53年には静岡県無形文化財にも指定されました。


ざざんざ織では玉繭からとる玉糸と、真綿から手引した糸を使うため、糸そのものに変化があり、そこから生まれるムラが持ち味となっています。
また染料には山桃や茜などの草木染料を用い、灰汁、みょうばん、鉄などの媒染剤によって色合いを工夫しています。独自の落ち着いた深みのある染めは趣があり、着込むほどに絹独自の美しさや自然の艶が増していきます。
ざざんざ織はあたたかな風合い、着れば着るほどに馴染んでいく着心地からで人気のあるお品物です。


昭和に入って創作された織物ではありますが、ファンも多く、着物買取いわのではお品物の状態によっては高価買取も行っております。
ざざんざ織の着物お持ちではありませんか?未仕立ての反物の状態のざざんざ織もお買い取りしています。
ざざんざ織の買取は着物買取いわのにお任せ下さい。

お問い合わせ・無料査定はこちら

無料査定のお申込みはこちら