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押田正義の作品買取ります

2015.4.22


押田正義の作品買取ります

いわの美術では押田正義の作品を買取りさせていただきます。
押田正義は、人間国宝でもある木村雨山の1番弟子としても有名な作家さんで加賀友禅を製作していました。

加賀友禅の中でも巨匠・名匠と呼ばれている作家さんで木村雨山の技術をしっかりと受け継いだと言えます。
押田正義の師匠木村雨山は加賀友禅で人間国宝になられた人で特に写生の図案を元に模様を描く技術が素晴らしくとても美しい作品を製作されました。


押田正義の作品の特徴は、木村雨山の写生図案を元に紋様を描く技術と加賀友禅特徴のボカシ、加賀五彩を使って作られています。
落ち着いた色合いでとてもシックな感じですが、ボカシなどの紋様の繊細さが生かされていて、華やかな印象が目立ち、訪問着などにピッタリな作品です。
全ての技術が素晴らしいのですが、押田正義が染める加賀五彩の色彩には定評があり、それは押田正義が加賀五彩の色合いを出すのに大変苦労し、研究に研究を重ねやっと自分の技術として身につけたからこそ素晴らしい作品が出来上がったと言われていました。

そんな苦労や研究を重ねたからこそ今でも日本中に愛される作家さんと言えます。
いわの美術では押田正義の作品を買取りします。お手元に押田正義の作品などございましたら是非一度いわの美術までお問い合わせください。

押田正義の作品買取りについて

押田正義の作品は主に加賀友禅の作品が多く作られています。
加賀友禅の歴史は500年前と古く、加賀国で染めの技法としてつくられていた梅染から始まりました。

加賀御国染と呼ばれた兼房染や色絵、色絵紋などの技法が存在し、その中の色絵紋の繊細な技法が加賀友禅の原点だと言われています。
その時に確立されていた技法に改良を重ね、加賀友禅の特徴でもあるボカシ、加賀五彩を作り出したのが宮崎友禅斎で、彼が加賀の染技術を発展させた事から加賀友禅と言われるようになりました。
加賀友禅の特徴は、紋様を加賀五彩と言われる色合いで描いていて、仕上がりを高める為に白い線の太さで強調させたりボカシや虫喰いを描きます。
刺繍などを使うと立体感が出て仕上がりも上がりますが、そういったものは一切使わず染めの技法だけで作品を作るというこだわりがあります。
加賀五彩は、とても落ち着いた色合いが特徴で主に藍・臙脂(えんじ)・黄土・草・古代紫を基本として使用します。


ちなみに一般的な着物の作家は、自分が名乗れば作家になる事は出来ますが、加賀友禅は違います。

師匠の元で最低でも7年以上修行をし、その後独立出来るだけの技術を身につけたと判断されれば、師匠と協会の方2人に申請を出してもらい許可が下りれば初めて自分の落款を登録し、加賀友禅の作家として認められます。
なぜここまでしなければ認められないのか、それは加賀友禅がそれ程有名な染め物である事、そして伝統工芸品を自ら作っているという責任感を与える為です。
そして消費者に対しても安定した品質や安心感を感じてもらえるようにするために厳しい審査が必要になりました。
そこには加賀友禅の伝統を守る心と、作家の美に対する厳しさと情熱があってこそだと言えます。
いわの美術では押田正義の作品の買取りを強化しています。箪笥の中にしまっていて処分に困っているお品物などございましたら是非一度いわの美術までお問い合わせください。

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